稽留流産とは

稽留流産は、出血や腹痛などのいわゆる流産の徴候がないものの、超音波検査で発育が停止(流産)していると診断されるものです。胎児心拍は一般に、妊娠8週相当で100%に達すると言われていますが、胎児の大きさが8週以上と考えられるにも関わらず心拍が確認できない場合や、一度確認された心拍がその後見えなくなってしまったり、そもそも胎嚢が大きくならない場合稽留流産と診断されます。そもそも妊娠の約15%は自然流産に終わると言われています。流産率は年齢とともに上昇し、40歳を過ぎると妊娠しても40%以上が流産するといわれており、妊娠したことがある女性のうち、38%が流産を経験しているという報告もあるように、流産は決してまれではありません。

妊娠初期はとても不安定な時期です。妊娠が判明した妊婦さんは、速やかに医療機関を受診し、妊娠の確認と異常妊娠(流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)、胞状奇胎などの絨毛性疾患他)の否定を行って頂く必要があります。

当院の流産手術(吸引法・MVA)

当院では成長の止まった赤ちゃんが自然に子宮外に出てこられない場合、また排出の傾向はあるものの、時間がかかっており、出血をコントロールする目的で、赤ちゃんを外に出してあげる手術を行っております。昨今では術後の子宮腔内癒着の発生を考慮して、吸引法(Manual Vacuum Aspiration(MVA))が普及しつつありますが、当院でもこの方法を用いております。

不妊症や不正出血の原因となる子宮内膜ポリープや流産手術など経験豊富な医師が日帰りで完結する手術を行います。

子宮鏡手術や頸管ポリープ切除術など、流産手術のほかの日帰り手術も行っています。

流産手術を受けられる方

流産手術は、妊娠9週までを目安に日帰りで行っています。ほかの医療機関で稽留流産と診断された方は、原則として紹介状をお持ちください。

稽留流産と診断されたあとは、手術をせずに自然に子宮の外へ出てくるのを待つ方法(待機)についてもご説明しています。なお、不全流産(一部が子宮の中に残っている状態)や、子宮内に妊娠組織が残っている場合(RPOC)は、出血のリスクを考慮し、連携する医療機関に対応をお願いしております。

流産手術の費用

流産手術は保険診療で、手術そのものの自己負担額は3割負担の方で3万円ほどです。このほかに、診察料や術前検査などの費用がかかります。また、手術枠の確保などのため、選定療養費として22,000円(税込)を頂戴しております。

手術当日の流れ

手術は静脈麻酔(プロポフォールなど)で、眠っている間に行います。手術の前に子宮の入り口を広げる処置は、当院では行っておりません。

当日は、来院から帰宅まで2〜3時間ほどです。手術後は子宮の収縮によって、痛みが数日続くことがあります。

手術後の過ごし方

手術の1週間後に、もう一度ご来院いただきます。少量の出血が1週間ほど続くことがあり、次の生理は手術から1〜3か月ほどを目安にお考えください。

お仕事は、麻酔がどの程度残っているかにもよりますが、ほとんどの方が翌日から復帰されています。

流産のあと、妊活の相談はできますか

当院の妊活カウンセリングでは、「流産後の妊活について相談したい」というご相談もお受けしています。不妊カウンセラーの資格を有し、生殖医療に携わってきた看護師がご相談をお受けしています。

当院では、妊活に関する情報や選択肢の整理だけでなく、お気持ちや状況を伺いながら、ご自身にとって納得できる妊活の進め方を一緒に考えていきます。

流産手術のよくあるご質問

流産手術は、妊娠何週まで受けられますか?

流産手術は、妊娠9週までを目安に日帰りで行っています。

ほかの病院で稽留流産と診断された場合、紹介状は必要ですか?

ほかの医療機関で稽留流産と診断された方は、原則として紹介状をお持ちください。

流産手術は痛いですか?

手術は静脈麻酔(プロポフォールなど)で、眠っている間に行います。手術後は子宮の収縮によって、痛みが数日続くことがあります。

流産手術の費用はどのくらいですか?

流産手術は保険診療で、手術そのものの自己負担額は3割負担の方で3万円ほどです。このほかに、診察料や術前検査などの費用がかかります。また、手術枠の確保などのため、選定療養費として22,000円(税込)を頂戴しております。

手術の翌日から仕事に行けますか?

お仕事は、麻酔がどの程度残っているかにもよりますが、ほとんどの方が翌日から復帰されています。

手術のあと、出血や次の生理はどうなりますか?

少量の出血が1週間ほど続くことがあり、次の生理は手術から1〜3か月ほどを目安にお考えください。

飯田橋・神楽坂での流産手術

当院は東京都新宿区神楽坂にあり、飯田橋駅B3出口より徒歩3分、牛込神楽坂駅A3出口より徒歩5分、神楽坂駅1b出口より徒歩7分の場所にあります。
流産手術を担当する医師は産婦人科・婦人科の女性医師です。

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