避妊インプラント

避妊インプラントとは

美容・自費診療のイメージ写真

ピルやコンドーム、ミレーナ®(IUS)と同様に避妊を目的として用いられるデバイスです。
そもそもインプラントとは、埋め込むという意味の言葉ですが、避妊インプラントは直径約2㎜、長さ4㎝程度のスティック状の器具で、これを皮下に留置することで、黄体ホルモン(プロゲスチン)が血液中にとりこまれていきます。挿入後は避妊効果を発揮することはもちろんですが、月経痛の緩和にもなるため、当院の院長も挿入しております。

避妊インプラントは国内未承認薬のため、保険適用はされず、全額自己負担となりますが、FDA(アメリカ食品医薬品局)の認証は受けており、米国や欧州等の国々では承認されているれっきとした医薬品です。

留置の方法ですが、左右どちらかの二の腕(利き腕ではない方)を消毒した後、局所麻酔を行い専用キットで皮下に埋め込みます。
留置直後より、インプラントは黄体ホルモンを放出しはじめ、子宮内膜を薄くしていきます。
これによって、受精卵が着床しにくい状況となるので、避妊効果が発揮されるようになるのです。
一度挿入すると3年~5年程度は約99%の避妊効果が得られるとしています。
また避妊効果だけでなく、副効用として月経困難症や過多月経の改善も期待できるとしています。

ちなみに妊娠を希望するようになれば、避妊インプラントを直ちに取り除き、その後1ヵ月程度で妊孕性は回復するようになります。

副作用について

不正性器出血(不正出血)や月経周期の変動などが挙げられるほか、頭痛や胸に張りなどを感じることもありますが、いずれも一時的なものです。
また皮下に挿入したり、除去したりする際に皮膚切開をする必要があるので、その際に傷跡ができますが、非常に小さいので時間の経過と共に目立ちにくくなります。

このようにピルと同様、女性主体で避妊が行なえるのが利点です。
ピルとの比較においては、飲み忘れることによる避妊の無効化の心配がないこと、ピルのようにエストロゲンが含まれていないので、血栓症の発症リスクを上昇させることがないというメリットもあります。

未承認医薬品等に関する情報

未承認医薬品であることの明示 避妊インプラントによる治療は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認機器・製剤になります。
入手経路等 オランダOrganon N.V.社で製造されたものを厚生労働省の指示に基づき、適切な手続きを経てから医師の判断によって個人輸入をしたものです。
国内の承認医薬品等の有無 同程度の性能・効果を有する国内における承認医療機器・医薬品はありません。
安全性等に関する情報 米国FDAの認証を受けています。
医薬品副作用被害救済制度について 国内未承認医薬品であるため、万一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

プラセンタ(注射)

プラセンタとは

ヒトの胎盤には様々な栄養素(各種アミノ酸、タンパク質、各種ビタミン、ミネラル、活性ペプチド、酵素 等)が含まれており、成長に欠かせない有効成分が多いのですが、これらを抽出したエキスを注射剤として用いて、医療用薬品として使われているのがプラセンタ注射です。

そもそもプラセンタ注射は、肝機能の改善や更年期障害でみられる症状の緩和を目的に使用されていましたが、これらの患者様の間で、肌荒れが改善されたり、シミやくすみが薄くなったりといった効果がみられるようになり、美容に特化した治療(この場合は自費診療)としても行われるようになりました。
プラセンタには、活性酸素除去作用をはじめ、抗炎症作用や血行促進作用などもみられるので、これらの働きが、肌のハリやツヤの改善、くすみ感の軽減、しわやたるみの修復につながるようにもなるのです。

持続的な効果を期待される場合は、開始直後は週1~2回程度の間隔で通院されるようにしてください。
その後、患者様の体調やご希望なども考慮しながら、注射の頻度や1回の接種で注入する量の調整を行うこともあります。

副作用について

注射針を刺し入れた部位で発赤や腫れ、痛み等がみられることはありますが、多くは数日程度で治まるようになります。
このほか、まれなことではありますが、アナフィラキシーを含むアレルギー症状が現れることもあります。

尚、年代(45~59歳)や症状によっては保険診療が可能です。

未承認医薬品等に関する情報

未承認医薬品等であることの明示
(異なる目的での使用)
美容目的での使用に関しては、国内では未承認です。
入手経路等 国内の医薬品卸業者から仕入れております。
国内の承認医薬品などの有無 承認されている効能・効果および用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性等に係る情報 ヒトの胎盤をもとにした医薬品を用いたことで、感染症が起きたとされる報告は国内・海外ともにありません。
医薬品副作用被害救済制度について 国内未承認医薬品であるため、救済制度の対象外となります。

緊急避妊ピル

緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)とは

避妊に失敗した場合や避妊を行わなかった性交後に、妊娠を防ぐために服用するお薬です。当院では、緊急避妊薬としてウリプリスタール酢酸エステルを採用しています。ウリプリスタール酢酸エステルは、従来広く使用されてきたレボノルゲストレル製剤と比較して、より高い避妊効果が期待できる緊急避妊薬です。特に性交後72時間を超えた場合(性交後120時間(5日間)以内)でも効果が維持されやすく、肥満傾向の強い方(BMIが高い方)にも効果が高いことが報告されています。とは言え、緊急避妊薬は、性交後できるだけ早く服用することが重要です。避妊に失敗された方、ご不安がある方は早めの御来院をお願い致します。

副作用について

吐き気、頭痛、腹痛、倦怠感、不正出血などがみられることがありますが、多くは一時的です。

未承認医薬品等に関する情報

未承認医薬品であることの明示 緊急避妊ピルによる治療は、医薬品医療機器等法上の承認を得ていない未承認機器・製剤になります。
入手経路等 フランスCenexi社で製造されたものを厚生労働省の指示に基づき、適切な手続きを経てから医師の判断によって個人輸入をしたものです。
国内の承認医薬品等の有無 同程度の性能・効果を有する国内における承認医療機器・医薬品はありません。
安全性等に関する情報 米国FDAの認証を受けています。
医薬品副作用被害救済制度について 国内未承認医薬品であるため、万一重篤な副作用が出た場合は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

月経移動ピル

月経移動とは生理を意図的にずらすものです。旅行や結婚式など大切な予定がある方は、ぜひご相談ください。月経移動には月経を早めるパターン、遅くするパターンがあります。当院では月経を遅らせるパターンを推奨しておりますが、もちろん早めるご相談にものらせて頂きます。いずれの場合も月経が来てしまってからでは遅いので、月経を移動したいと思ったタイミングでご相談ください。具体的には

  • 月経を早める ... ずらしたい月経の前の月経中~直後
  • 月経を遅らせる ... ずらしたい月経予定日の少なくとも一週間前には来院してください。

メディカルダイエット

メディカルダイエットについて

肥満症の方や体重増加のため月経不順が改善しない方のため、メディカルダイエットをご提案致します。
一般に、体格指数(BMI=体重[㎏]÷身長[m]2)が18.5以上25未満であれば普通体重、18.5未満なら低体重(やせ過ぎ)で、25以上の場合が肥満に分類されますが、当院ではこれらにより体の不調をきたしたり、月経不順、無月経などが起こり運動療法も効果のない方に対しリベルサス(GLP-1受容体作動薬)の提供をしております。
肥満症の原因には、内科的疾患からくる二次性肥満が原因となることもありますので、疾患を否定した上で処方を行って参ります。
又、過度な体重減少は、月経不順・無月経・排卵障害・不妊・骨密度低下などの原因となることがあります。当院では、単に体重やBMIだけで判断するのではなく、現在の体格、月経の状態、妊娠希望の有無、既往歴、食行動や生活習慣を総合的に評価したうえで、適切な治療をご提案します。
健康を損なう可能性があると判断した場合には、GLP-1製剤の処方をお勧めしないこともあり、当院は「痩せること」ではなく、「健康的な身体づくり」を大切にしています。