日帰り手術とは

日帰り手術のイメージ写真

当院では、日帰り手術として以下の外科的治療を行っております。

子宮内膜ポリープ切除

子宮内膜ポリープとは

子宮内膜ポリープとは、子宮内膜(子宮体部の内側を覆う膜)に発生する良性の腫瘍です。これは子宮内膜の一部がホルモンや薬剤、炎症、遺伝的要素等の影響を受けて、異常に増殖しポリープ状の腫瘤を形成する状態を指します。
子宮内膜ポリープは、1つだけできることもあれば複数同時に生じることもあり、その大きさや形状、発生部位によって生じる症状はさまざまです。もちろん無症状で経過することもありますが、月経のある女性では不正出血が問題となることがあります。また妊娠を望む女性にとっては着床の阻害因子となることもあり、切除することで63%以上の方が妊娠に至ったという報告もあります。又、閉経後の子宮内膜ポリープのうち、約5%は悪性腫瘍(子宮内膜癌等)を合併しているという報告もあるため、悪性化が疑われる場合は切除されることが推奨されます。

当院の子宮内膜ポリープ切除について

当院の子宮内膜ポリープ切除はHOLOGIC社の細径硬性子宮鏡を用いて子宮内を観察した後、ポリープ自体の切除は従来より行われていた電気メスを用いた切除鏡ではなく、組織切除回収システムにて行っております。これは、先端のシェーバーでポリープを削る機械で、不用意に子宮内膜や周辺組織を傷つけるリスクが少なく、これから妊娠を望まれる方や日帰りでの手術を希望される方には非常に適した方法です。痛みに関しては静脈麻酔、坐薬にて鎮痛を行っていきます。

子宮鏡手術は保険診療ですが、手術時間枠確保、消耗品費の高騰、手術の安全確保の観点から選定療養費33,000円(税込)を頂戴しております。
ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

稽留流産

稽留流産とは

稽留流産は、出血や腹痛などのいわゆる流産の徴候がないものの、超音波検査で発育が停止(流産)していると診断されるものです。胎児心拍は一般に、妊娠8週相当で100%に達すると言われていますが、胎児の大きさが8週以上と考えられるにも関わらず心拍が確認できない場合や、一度確認された心拍がその後見えなくなってしまったり、そもそも胎嚢が大きくならない場合稽留流産と診断されます。そもそも妊娠の約15%は自然流産に終わると言われています。流産率は年齢とともに上昇し、40歳を過ぎると妊娠しても40%以上が流産するといわれており、妊娠したことがある女性のうち、38%が流産を経験しているという報告もあるように、流産は決してまれではありません。

当院の流産手術について

当院では成長の止まった赤ちゃんが自然に子宮外に出てこられない場合、また排出の傾向はあるものの、時間がかかっており、出血をコントロールする目的で、赤ちゃんを外に出してあげる手術を行っております。昨今では術後の子宮腔内癒着の発生を考慮して、吸引法(Manual Vacuum Aspiration(MVA))が普及しつつありますが、当院でもこの方法を用いております。

その他の手術

頸管ポリープ切除術、コンジローマ切除術、子宮内膜掻爬術など簡易的な手術に対応しております。