当院は、公費定期接種の指定医療機関ではないため、公費による定期接種には対応しておりません。
任意接種(全額自己負担)の方のみ対応しております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ワクチン外来とは

ワクチン外来のイメージ写真

当外来では予防接種を行います。
ワクチンとは、感染症の原因とされる病原体(細菌、ウイルス)を無力化させて必要とされるものだけを集めたり、細菌やウイルス等の病原性を可能な限り弱めたりして作られた医薬品のことをいいます。

このワクチンを体内に接種していくことで、特定の感染症(病原体)に対して免疫がつくようになります。
その後、同様の病原体が体内に侵入したとしても、感染しにくくなったり、発症しても軽い症状で済んだりするので、重症化のリスクが低減するというメリットがあります。

当院では、以下のワクチン接種を行っています。

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんワクチンとは

子宮頸がんの予防に有効とされるワクチンで、定期接種で受けることができます。
定期接種の対象(全額公費負担)となるのは、小学校6年生~高校1年生の年齢に相当する女子となっています。
子宮頸がんの発症には、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因とされているので、HPVワクチンとも呼ばれます。
このワクチンは全部で3種類(2価、4価、9価)ありますが、2026年4月からは公費で受けられるのは9価(シルガード9)のみとなりました。
当院で接種を推奨しております9価ワクチン、シルガード9 は、子宮頸がんの原因の8~9割を占めるとされる(16/18/31/33/45/52/58型)HPVの感染を予防するとされています。
また、尖圭コンジローマの原因となる6型、11型HPVの感染も予防いたします。
接種回数につきましては、15歳未満で初回を接種した場合、2回目の接種を6ヵ月空けて接種をすれば計2回の接種で免疫が完成するとされています。
なお初回の接種が15歳を過ぎてからの場合は、2回目を2ヵ月後、3回目を初回から6ヵ月後の計3回の接種が必要となります。
当院でも公費定期接種準備を進めている最中でございますが、任意接種(全額自己負担)の方に関しましては開院とともに接種可能となりますのでご希望の方はご相談ください。
近年では男性のHPVワクチン接種も推奨されています。
当院は基本的に女性のみの外来を行っておりますが、患者様のパートナーの方、もちろんそれ以外の方の男性接種も積極的に行いますので、まずはご相談ください。

男性接種希望の方は、予約の時間帯を調整させて頂く場合がありますのでまずはお電話でご相談ください。

風しん麻しん混合ワクチン(MRワクチン)

風しん麻しん混合ワクチンとは

風疹と麻疹、2つの感染症に対して、予防効果あるワクチンです。
同ワクチンは、小児の定期接種に含まれており、現在は計2回の接種が行われています。
ただ世代によっては1回のみの接種であったり、全く受けたことがなかったりという方々もいます。
このような場合は、抗体価が低いため、これら感染症に罹患するリスクが高くなります。

風疹に関しては、妊娠初期の女性に感染するようなことがあれば、胎児に感染して先天性風疹症候群(先天性心疾患、難聴、白内障 等)をもって生まれてくる可能性があります。
また麻疹は、成人になってから罹患すると重症化しやすく、脳炎や肺炎を併発する可能性があるほか、妊娠中の女性が感染することがあれば、早産や流産のリスクが上昇するといわれています。

このようなリスクを低減させるためには、MRワクチンを接種されることをおすすめします。
このワクチンは、妊娠中の女性に接種することはできません。
したがって、感染の不安があれば妊娠前に風疹及び麻疹の抗体検査を行い、抗体価が低ければMRワクチンを接種するようにしてください。
また同居するご家族につきましても、妊婦さんに感染させる不安があれば、風しん麻しん抗体検査を受け、抗体価が低ければ麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種されるようにしてください。