メディカルダイエット

メディカルダイエットについて

肥満症の方や体重増加のため月経不順が改善しない方のため、メディカルダイエットをご提案致します。
一般に、体格指数(BMI=体重[㎏]÷身長[m]2)が18.5以上25未満であれば普通体重、18.5未満なら低体重(やせ過ぎ)で、25以上の場合が肥満に分類されますが、当院ではこれらにより体の不調をきたしたり、月経不順、無月経などが起こり運動療法も効果のない方に対しリベルサス(GLP-1受容体作動薬)の提供をしております。
肥満症の原因には、内科的疾患からくる二次性肥満が原因となることもありますので、疾患を否定した上で処方を行って参ります。
又、過度な体重減少は、月経不順・無月経・排卵障害・不妊・骨密度低下などの原因となることがあります。当院では、単に体重やBMIだけで判断するのではなく、現在の体格、月経の状態、妊娠希望の有無、既往歴、食行動や生活習慣を総合的に評価したうえで、適切な治療をご提案します。
健康を損なう可能性があると判断した場合には、GLP-1製剤の処方をお勧めしないこともあり、当院は「痩せること」ではなく、「健康的な身体づくり」を大切にしています。

リベルサス(経口セマグルチド)とは

リベルサスは、セマグルチド(遺伝子組換え)を有効成分とする飲み薬で、国内で承認されている効能・効果は2型糖尿病です。添付文書は、糖尿病治療の基本である食事療法・運動療法をあらかじめ十分に行ったうえで、効果が不十分な場合に限り適用を考慮するものとしています。※1

飲み方と用量

用法・用量は1日1回7mgを維持用量とし、1日1回3mgから始めて4週間以上続けたのち7mgへ増やすと定められており、7mgを4週間以上続けても効果が不十分な場合に1日1回14mgまで増やすことができるとされています。吸収が胃の内容物によって低下するため、1日のうちの最初の食事または飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに1錠を服用し、服用後は少なくとも30分、飲食と他の薬の服用を避けることとされています。※1

体重を減らす目的で使う場合は適応外使用です

同じ有効成分であるセマグルチドには、肥満症を効能・効果として2023年11月22日に薬価収載された注射剤(ウゴービ皮下注)があり、2型糖尿病の治療薬とは独立した臨床試験で肥満症に対する効果と安全性の検証を経た別の製剤とされています。この注射剤は最適使用推進ガイドラインの対象品目で、施設の要件と患者の要件を満たす場合に用いられます。

学会のワーキンググループは、健康障害を伴わない(したがって肥満症とは診断されない)肥満に用いるべきではなく、低体重や普通体重など適応外の体重の方に美容・痩身・ダイエット等の目的で用いる薬剤ではないと述べています。※2

肥満症と月経の関係

肥満症は「肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする疾患」と定義されており、肥満そのものとは区別されます。その診断基準に必須とされる11の健康障害には、耐糖能障害・脂質異常症・高血圧などと並んで、月経異常・女性不妊が挙げられています。※2

費用

自費診療・税込
項目料金
リベルサス 3mg(30日分)8,800円
リベルサス 7mg(30日分)16,500円

副作用について

添付文書は、重大な副作用として低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸、イレウスを挙げています。頻度が5%以上として報告されているのは悪心と下痢で、このほかに便秘、嘔吐、腹部不快感、腹痛、消化不良、食欲減退、頭痛、疲労などが報告されています。

海外で行われた2型糖尿病の患者さんを対象とする複数の観察研究では、セマグルチドの投与後に非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現リスクが上がることが報告されており、添付文書は本剤との因果関係は明らかではないとしています。※1

未承認医薬品等に関する情報

未承認医薬品等であることの明示
(異なる目的での使用)
リベルサス(一般名:セマグルチド)について国内で承認されている効能・効果は2型糖尿病です。体重管理を目的とする使用は、承認された効能・効果とは異なります。
入手経路等 国内の医薬品卸業者から仕入れております。
国内の承認医薬品などの有無 同一の成分(セマグルチド)には、肥満症を効能・効果として国内で承認された注射剤(ウゴービ皮下注)があります。同剤は最適使用推進ガイドラインの対象品目で、施設の要件と患者の要件を満たす場合に用いられます。承認されている効能・効果および用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性等に係る情報 海外で実施された2型糖尿病患者を対象とする複数の観察研究において、セマグルチドの投与後に非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現リスクの上昇が報告されています(添付文書は本剤との因果関係は明らかではないとしています)。
医薬品副作用被害救済制度について 承認された効能・効果と異なる目的での使用は、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない場合があります。

出典

※1 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「リベルサス錠3mg/リベルサス錠7mg/リベルサス錠14mg 添付文書」(2026年5月改訂(第6版))

2型糖尿病

本剤の適用は、あらかじめ糖尿病治療の基本である食事療法、運動療法を十分に行ったうえで効果が不十分な場合に限り考慮すること。

通常、成人には、セマグルチド(遺伝子組換え)として1日1回7mgを維持用量とし経口投与する。ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgに増量することができる。

本剤の吸収は胃の内容物により低下することから、本剤は、1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに3mg錠、7mg錠又は14mg錠を1錠服用すること。また、服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けること。分割・粉砕及びかみ砕いて服用してはならない。

11.1.1 低血糖/11.1.2 急性膵炎/11.1.3 胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸/11.1.4 イレウス

11.2 その他の副作用 5%以上:悪心、下痢

本剤との因果関係は明らかではないが、海外で実施された2型糖尿病患者を対象とした複数の観察研究において、セマグルチド投与後に非動脈炎性前部虚血性視神経症(NAION)の発現リスクの上昇が報告されている。

※2 肥満症治療薬の安全・適正使用に関するワーキンググループ「肥満症治療薬の安全・適正使用に関するステートメント」(2023年11月25日策定)

肥満症治療薬である持続性GLP-1受容体作動薬セマグルチド(商品名ウゴービ®皮下注)は、肥満症に効能又は効果がある薬剤として2023年11月22日に薬価収載された。同一成分であるセマグルチド(商品名オゼンピック®皮下注)はかねてより2型糖尿病治療薬として使用されているが、本剤(商品名ウゴービ®皮下注)はこれとは独立した臨床試験において、肥満症に対する効果と安全性の検証プロセスを経て上市された別の製剤である。

特に、本剤は健康障害を伴わない(したがって肥満症とは診断されない)肥満に用いるべきではなく、また低体重や普通体重など適応外の体重者に対し美容・痩身・ダイエット等の目的で用いる薬剤ではない点には、十分留意すべきである。

本剤の適応症である肥満症は「肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測され、医学的に減量を必要とする疾患」と定義されている(肥満症診療ガイドライン2022)。

※ 肥満症の診断基準に必須の11の健康障害 1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)、2)脂質異常症、3)高血圧、4)高尿酸血症・痛風、5)冠動脈疾患、6)脳梗塞・一過性脳虚血発作、7)非アルコール性脂肪性肝疾患、8)月経異常・女性不妊、9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群、10)運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症)、11)肥満関連腎臓病

本剤は、最適使用推進ガイドラインの対象品目であるため、最適使用推進ガイドラインで示されている内容についても十分に理解したうえで使用されるべき薬剤である。

飯田橋・神楽坂の自費診療について

当院の自費診療には、このほかに避妊インプラント(避妊インプラント挿入 77,000円・インプラント抜去 16,500円)やプラセンタ注射があります。料金表には、カウンセリング料・婦人科検査・ワクチンなども含めた自費診療の項目と金額をまとめています。

月経不順は、体重の増減のほかに、ホルモンバランスの乱れや病気が原因のこともあります。正常な月経周期(25〜38日)や持続期間・経血量の目安は、月経トラブルのページで説明しています。