ミレーナとは
ミレーナ®(子宮内黄体ホルモン放出システム)は、子宮の中に入れて使う器具で、避妊リングとも呼ばれます。
病巣が子宮に限定する場合(子宮腺筋症など)ではミレーナ®もよい選択肢となります。ミレーナ®は子宮内で主に作用するため、全身へのホルモン影響を比較的抑えながら治療を行うことができます。
子宮腺筋症などの器質性疾患には、ミレーナ®のほか、黄体ホルモン製剤(ジエノゲスト®)やGnRHアンタゴニスト製剤(レルミナ®)によるホルモン療法も行っています。
ミレーナを利用する目的と保険・自費
ミレーナ®は、目的によって保険適用か自費かが異なります。避妊目的は自費、過多月経や月経困難症の治療は保険適用です。
保険で装着する前に他の治療を先に試すことは、必ずしも必要ではありません。ご自身にあった治療を相談しながら決めて参ります。
ミレーナの費用
避妊・低用量ピル・月経調整の料金表のうち、避妊用ミレーナの料金です。
| 項目 | 料金 |
|---|---|
| 避妊用ミレーナ | 52,800円 |
| 避妊用ミレーナ抜去(当院挿入) | 3,300円 |
| 避妊用ミレーナ抜去(他院挿入) | 5,500円 |
他院で装着したミレーナ®の抜去も行っています。
ミレーナを装着するまでの流れ
初診日の装着も可能ですが、装着後の不正出血をできるだけ避けるため、月経直後の来院をお勧めいたします。
装着の前の性感染症(淋菌、クラミジア)の検査は必須とさせて頂いております。
出産の経験がない方も、装着そのものは可能ですが、子宮口が狭いと装着が困難なこともあります。一方で未産であっても装着されている方は沢山いらっしゃいますのでぜひご相談ください。
装着に要する時間は一瞬ですので基本は麻酔を用いることは致しておりません。ご希望の方は座薬等を使用することもできます。
ミレーナの副作用と装着できない方
装着してから数か月は、不正出血や月経の乱れが起こることがあります。
このほか、下腹部痛・卵巣のう胞・頭痛・乳房の痛み・にきびなどがみられることがあります。
まれに、骨盤内の感染症、子宮の壁を傷つける子宮穿孔、ミレーナ®が子宮から外れる脱出、子宮外妊娠が起こることがあります。
次の方は、ミレーナ®を装着できません。
- 妊娠中の方、妊娠している可能性のある方
- 性器のがん、またはその疑いのある方
- 原因のわかっていない不正出血のある方
- 子宮の形の異常(子宮の内側を変形させる子宮筋腫を含む)がある方
- 性器の感染症(カンジダ症を除く)や骨盤内の感染症がある方、くり返している方
- 過去3か月以内に性感染症、分娩後の子宮内膜炎、感染性流産にかかった方
- 子宮外妊娠をしたことがある方
- 重い肝臓の病気や肝臓の腫瘍がある方
ミレーナを装着した後の受診と交換
装着後は、1か月、3か月、6か月、1年、2年、3年、4年、5年の時期に受診していただきます。
5年たったときの交換も、当院で行っています。
避妊目的で交換する場合の費用は、避妊用ミレーナと同じ52,800円(税込)です。別途、診察料もかかります。
ミレーナは低用量ピル・避妊インプラントとどう異なる?
目的によって使用方法、保険・自費は異なりますが、子宮内黄体ホルモン放出システム(ミレーナ®、避妊目的は自費・過多月経や月経困難症の治療は保険適用)や上腕皮下に埋め込む避妊インプラント(ネクスプラノン®、当院では全額自己負担)など当院では女性が「ボディ・オートノミー(身体的自己決定権)」を大切にできるよう様々な選択肢を提示するようにしております。
飯田橋・神楽坂でミレーナを相談できる
当院は東京都新宿区神楽坂にあり、飯田橋駅B3出口より徒歩3分、牛込神楽坂駅A3出口より徒歩5分、神楽坂駅1b出口より徒歩7分の場所にあります。
ミレーナの装着と抜去を担当する医師は産婦人科・婦人科の女性医師です。
初診の方へ
持ち物と受付のご案内
- お持ちいただくもの
- マイナンバーカード(マイナ保険証)
- お持ちの方は一緒にご提出ください
- 紹介状・他の医療機関での検査結果・お薬手帳・各種医療証
- 受付
- ご来院いただきましたら、受付にマイナンバーカード(マイナ保険証)をご提出ください。

